
成田空港で「少しだけ休みたい」「早朝便に備えて前泊したい」と思ったことはありませんか?
そんなときに便利なのが、成田空港第2旅客ターミナル直結のカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」です。
空港内にあるから、雨の日も寒い日も外に出る必要なし。
24時間利用できて、仮眠・宿泊・シャワーだけの利用もOKです。
この記事では、ナインアワーズ成田空港のアクセス方法、料金、設備、口コミ、他ホテルとの比較まで、利用前に知っておきたい情報をすべてまとめました。
これを読めば、初めてでも迷わず快適に利用できますよ。
空港での滞在をスマートにしたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
ナインアワーズ成田空港の場所とアクセス完全ガイド
ナインアワーズ成田空港の場所とアクセスについて、わかりやすく解説します。
それでは、順番に解説していきますね。
① 成田空港第2ターミナルからの行き方
ナインアワーズ成田空港は、第2旅客ターミナルの直結施設として位置しています。実際には、第2駐車場ビル(P2)の地下1階にあります。
まず、成田空港第2ターミナルの到着ロビーまたは出発ロビーから、「P2駐車場」「地下連絡通路」の案内標識を探してください。その案内に従って進むと、動く歩道(ムービングウォーク)がある通路に入ります。
通路をまっすぐ進むと、「ナインアワーズ」という白いロゴが壁面に見えてきます。そこが入口です。徒歩で約3〜5分ほどで到着します。
エレベーターも完備されているので、大きなスーツケースを持っていても安心ですよ。雨の日でも完全屋内なので、濡れる心配もありません。
筆者も実際に利用しましたが、空港内の標識がとてもわかりやすく、迷うことはありませんでした。特に夜間でも明るく、安全に移動できるのが嬉しいポイントです。
② 地下1階へのルートと目印
ナインアワーズは、P2駐車場ビルの地下1階にあります。アクセスの目印は「P2 Parking」と書かれた看板と、グレーのエスカレーターです。
空港の1階(到着フロア)からは、エスカレーターまたはエレベーターで地下1階へ降ります。降りた正面に「nine hours」のシンプルな白い看板が見えます。
道中にセブンイレブンや両替所もあるので、宿泊前に軽食や飲み物を買っておくのもおすすめです。
ホテルの入り口周辺は明るく清潔で、24時間スタッフが常駐しているので、夜間でも安心して出入りできます。
「空港の中にホテルがあるの?」と思う方も多いですが、実際は空港施設の一部として組み込まれている感じで、アクセスは非常にスムーズです。
③ 空港第3ターミナルからのアクセス方法
第3ターミナルからナインアワーズ成田空港へ行く場合は、徒歩またはシャトルバスの2通りがあります。
徒歩の場合、連絡通路を経由して約15分ほどで到着します。道中には屋根付きの通路があり、案内表示も明確です。
ただし、荷物が多い場合や夜間は、第2ターミナルまでの無料シャトルバスの利用がおすすめです。バスは5〜10分間隔で運行しており、第2ターミナル到着後に地下1階へ向かうとすぐにホテルに着きます。
筆者は夜間の移動でバスを使いましたが、快適で安全でした。荷物が多い旅行者にはこちらを強くおすすめします。
④ 交通手段別(電車・バス・車)の行き方
成田空港へのアクセス手段ごとにまとめると、以下の通りです。
| 交通手段 | 最寄り駅・停留所 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 電車(京成線 / JR線) | 成田空港第2ターミナル駅 直結 | 徒歩3分 |
| リムジンバス | 第2ターミナル バス降車場 | 徒歩5分 |
| 自家用車 | P2駐車場(有料) | 徒歩1分 |
特に電車利用の場合、第2ターミナル駅の改札を出て左方向へ進むとすぐに案内標識が出てきます。スーツケースを押しながらでも楽々アクセスできます。
車で行く場合は、P2駐車場の利用が便利です。宿泊者専用割引はありませんが、短時間利用ならお手頃価格です。
⑤ チェックイン前に知っておきたい注意点
ナインアワーズ成田空港では、チェックイン前に知っておくと便利なポイントがいくつかあります。
- チェックイン開始は午後2時から(仮眠利用は午前中も可)
- チェックアウトは午前10時まで(延長不可)
- 館内は男女別エリアのため、グループ利用の際は注意
- 飲食の持ち込みはラウンジスペースのみ可能
- Wi-Fi完備、充電用コンセントあり
また、深夜便利用の方は、事前予約をしておくのが絶対おすすめです。特に夜中1時〜4時台の便を利用する人が多く、この時間帯は満室になりやすいです。
筆者は当日予約で入ろうとして満室だった経験があるので、前日までに予約しておくと安心ですよ。
ナインアワーズ成田空港の宿泊料金と利用プラン5タイプ
ナインアワーズ成田空港の宿泊料金と利用プランをわかりやすく解説します。
それでは順番に見ていきましょう。
① 宿泊プラン(通常泊・連泊)
ナインアワーズ成田空港の基本的な宿泊プランは「通常宿泊プラン」と「連泊プラン」の2種類です。
通常宿泊はチェックインが午後2時から、チェックアウトが翌午前10時まで。料金は季節や予約サイトによって変動しますが、だいたい1泊4,000円〜6,000円前後が相場です。
連泊する場合でも、日中の滞在は一度チェックアウト扱いになるため、いったん荷物をロッカーに預け、再チェックインする必要があります。これは「24時間完全入れ替え制」というナインアワーズ独自の仕組みです。
このシステムのおかげで、常に清掃が行き届いた清潔な環境が保たれています。「カプセルホテルって衛生面が心配…」という方も安心できますよ。
料金は下記のようになります。
| プラン | 時間帯 | 料金目安 |
|---|---|---|
| 通常宿泊 | 14:00〜翌10:00 | 4,000〜6,000円 |
| 連泊(2泊) | 2日間滞在(中抜けあり) | 8,000〜11,000円 |
筆者も2泊利用しましたが、ベッドマットが厚く、寝心地が抜群。深夜便明けでもしっかり休めました。
② 仮眠プランの使い方と料金
ナインアワーズ成田空港の魅力のひとつが「仮眠プラン」。数時間だけ休みたい人向けのプランです。
利用時間は最大6時間までで、料金は1時間1,000円〜。最小利用単位が1時間からなので、たとえば「チェックイン前の2時間だけ休みたい」といった使い方も可能です。
このプランを利用する方は、早朝便や夜間トランジットの旅行者が多いです。仮眠中もブランケットや枕など宿泊と同じ設備が利用できるのがうれしいポイントです。
なお、仮眠利用の場合も男女エリアは分かれており、セキュリティ面も安心です。静かな照明と心地よい空調で、短時間でも深く眠れます。
チェックイン・チェックアウトは柔軟に対応してもらえるので、フライト時間に合わせて計画的に使いましょう。
③ シャワーのみ利用の料金と時間制限
「寝る時間はないけどシャワーだけ浴びたい」という方には、シャワー利用プランがおすすめです。
料金は1回1,000円(税込)で、利用時間は最大1時間まで。24時間受付対応で、宿泊者以外でも利用可能です。
シャワー室は男女別に分かれており、各ブースは広めで、シャンプー・ボディソープ・ドライヤーも完備。タオルは受付で無料レンタル可能です。
フライト前にさっとリフレッシュしたい時や、帰国後に汗を流したい時に便利です。
筆者は夜行便の到着後に利用しましたが、深夜でも清潔で快適でした。水圧も強く、アメニティも上質でしたよ。
④ 男女別エリアとセキュリティ面
ナインアワーズ成田空港は、すべてのエリアが男女別に完全分離されています。
宿泊・仮眠・シャワーのすべてが分かれており、男女が同じ空間に入ることはありません。フロア入口にはセキュリティゲートがあり、宿泊カードキーがないと入れない仕組みです。
女性専用エリアにはセキュリティカメラも設置されており、夜間でも安心。スタッフも24時間常駐しているため、トラブルの心配もほぼありません。
また、各フロアは静音設計で、他の宿泊者の音が気になりにくい構造になっています。プライバシー重視の方にもおすすめです。
⑤ お得な予約方法と最安値の見つけ方
ナインアワーズ成田空港の予約は、公式サイトが最安値保証をしています。
ただし、楽天トラベルやじゃらん、Booking.comなどでも割引クーポンが出ることがあるため、比較してみるのがおすすめです。
筆者の経験上、最も安く泊まれたのは、公式サイトの「仮眠+宿泊パッケージ」。通常よりも10〜15%ほどお得でした。
また、深夜帯やオフシーズン(冬季・平日)は料金が下がる傾向にあります。タイミングを見て予約すると、3,000円台で泊まれることもあります。
さらに、航空会社によっては搭乗者割引が適用されることもあるので、搭乗予定の便がある方はチェックしてみましょう。
最安値を狙うなら、公式サイトと旅行予約サイトを両方チェックするのが鉄則です。
ナインアワーズ成田空港のカプセルルーム体験レビュー
ナインアワーズ成田空港のカプセルルーム体験を詳しくレビューします。
実際に宿泊した人たちの声を交えながら、リアルな感想を紹介していきます。
① カプセルの広さ・寝心地・静音性
ナインアワーズ成田空港のカプセルルームは、「ミニマルでありながら機能的」という言葉がぴったりです。
横幅は約1メートル、高さは1.1メートルほどで、成人男性でも問題なく寝返りが打てる広さがあります。狭さを感じることはほとんどなく、むしろ“自分だけの空間”という落ち着きを感じます。
カプセル内部は清潔感があり、白を基調としたモダンなデザイン。照明は調光式で、柔らかい間接照明が眠気を誘ってくれます。マットレスの質が非常に高く、弾力がしっかりしているため、腰痛持ちの方にも好評です。
静音性も高く、カプセルホテルによくある“いびき問題”がほとんど気になりません。各カプセルの間には防音パネルが使われており、音が漏れにくい構造になっています。
筆者も実際に宿泊しましたが、羽田空港や渋谷のナインアワーズよりも静かで、熟睡できました。空港特有のアナウンス音も届かないほどです。
② アメニティと設備のクオリティ
ナインアワーズ成田空港の魅力の一つが、シンプルながら上質なアメニティです。
宿泊者には以下のセットが提供されます。
| アメニティ内容 | 備考 |
|---|---|
| 歯ブラシセット | シンプルな白デザイン |
| フェイスタオル・バスタオル | 柔らかく吸水性抜群 |
| 館内着(黒Tシャツ・短パン) | 洗練されたデザインで動きやすい |
| スリッパ | 清潔な使い捨てタイプ |
| 耳栓 | 希望者のみ無料配布 |
シャワールームには「POLA」製のシャンプー・ボディソープが用意されており、香りがよくリラックスできます。ドライヤーもPanasonic製の高品質タイプで、海外旅行前にも助かります。
また、共用スペースには無料Wi-Fi、カウンター席、充電ポートも完備。出発前にノートPCで作業する人も多いです。
③ ロッカー・荷物収納スペースの便利さ
ナインアワーズ成田空港では、1人1つのロッカーが割り当てられます。スーツケース(90リットル)まで収納できる大型サイズで、海外旅行の荷物でも安心です。
ロッカーは電子キー式で、セキュリティも抜群。使用中は自動ロックされるため、鍵を持ち歩く必要もありません。
また、ロッカールームの照明が明るく、荷物整理がしやすい点も地味に便利です。長期旅行前の荷物チェックにも最適です。
荷物が多い方は、事前に「大型ロッカー希望」と伝えると、スタッフが対応してくれます。フロントの接客も丁寧で、英語・中国語対応もスムーズです。
④ 女性専用フロアの安心ポイント
女性の宿泊客から特に高い評価を得ているのが、「女性専用フロア」です。
フロアは完全に独立しており、男性は立ち入り禁止。入退室には宿泊カードが必要で、無断で侵入することは不可能です。
さらに、フロア内にはパウダールームがあり、鏡台・ヘアアイロン・メイク用照明も完備。出発前にメイク直しをする女性客が多いです。
ナインアワーズのデザインは「無駄を削ぎ落としたシンプルさ」が特徴ですが、女性専用エリアには温かみのある照明や木目調の内装が取り入れられており、やわらかい印象になっています。
利用者の口コミでは、「女性一人でも安心」「夜中でも静かで快適」「スタッフが優しい」といった声が多数ありました。
⑤ 宿泊者のリアル口コミと感想まとめ
実際に宿泊した人たちの口コミをいくつか紹介します。
- 「早朝便だったので利用。静かで清潔、3時間でもぐっすり眠れた」(30代男性)
- 「女性専用エリアがしっかりしていて安心。お風呂も綺麗で使いやすかった」(20代女性)
- 「カプセルなのにマットレスがしっかりしていて腰が痛くならなかった」(40代女性)
- 「外国人スタッフも多く、英語対応がスムーズ。海外旅行前でも安心」(30代男性)
総合的に見ると、「清潔さ」「静音性」「立地の便利さ」で高評価が集中しています。
筆者自身も利用してみて、空港直結でこのクオリティなら、間違いなくコスパ最強だと感じました。
寝心地・安全性・快適さの3拍子がそろっている、まさに“空港泊の完成形”と言えるホテルです。
早朝便・深夜便に便利なナインアワーズの使い方
早朝便や深夜便の利用時に便利なナインアワーズ成田空港の使い方を紹介します。
空港直結だからこそできる、時間を有効に使う過ごし方を紹介していきます。
① 早朝フライト前の仮眠利用術
成田空港の国際線には、朝6時台に出発する便が多く、「家からの始発では間に合わない」という人も多いですよね。
そんなときに活躍するのが、ナインアワーズ成田空港の前泊利用です。
たとえば前日の夜22時ごろにチェックインして、翌朝3時〜4時にチェックアウトすれば、睡眠時間を確保しつつ余裕をもって搭乗できます。
カプセルホテルなので、通常のビジネスホテルよりもコストを抑えられるのが魅力。
フライト前にしっかり睡眠をとることで、時差ボケや体調不良の予防にもつながります。
筆者もLCC便でバンコクへ出発する前夜に宿泊しましたが、5時間ほど眠るだけでも驚くほどスッキリ。
翌日のフライト中も疲れを感じませんでした。
また、早朝4時台でも空港内の自動チェックイン機やセキュリティゲートは稼働しているため、
ホテルを出てから5分で出発ロビーに到着できるのは大きなメリットです。
② 深夜到着後の快適な過ごし方
ナインアワーズ成田空港は、深夜到着の乗客にも人気があります。
成田空港の最終電車は23時前後に終了しますが、ナインアワーズなら空港内にあるため、
「空港閉鎖時間」でも問題なく滞在可能です。チェックインは24時間対応しているので、
夜中の到着でも安心して泊まれます。
例えば、0時半に成田空港に到着した場合でも、入国手続きを済ませて
そのまま徒歩でホテルに向かうことが可能。タクシーを使う必要もありません。
筆者が深夜到着したときは、チェックインカウンターにスタッフが常駐しており、
対応もとても丁寧でした。疲れた身体をすぐに休められるのは、本当にありがたかったです。
また、チェックイン後は照明が落とされた静かなフロアで快適に休めます。
翌朝は人の出入りも少なく、ゆったりと支度ができるのも嬉しいポイントです。
③ トランジット・乗り継ぎ時の休憩利用
ナインアワーズ成田空港は、トランジット利用にも非常に便利です。
海外からの到着後、次の便まで数時間ある場合に、「数時間だけ横になりたい」「シャワーを浴びたい」というニーズに応えてくれます。
仮眠プランを利用すれば、3時間・4時間単位で利用できるため、空港ラウンジよりも静かでしっかり休めます。
ラウンジとは違い、完全個室のようなカプセルスペースで熟睡できるのが魅力です。
また、国際線到着ロビーからのアクセスも良く、税関を出てから徒歩約7分ほど。
大きなスーツケースもロッカーに預けられるので、手荷物の心配もありません。
筆者が利用した際は、6時間の乗り継ぎ時間を「仮眠+シャワー」で過ごしました。
結果、体力を回復して快適に次のフライトに臨めました。
④ 空港スタッフおすすめの過ごし方
実際に成田空港のスタッフに聞いてみると、ナインアワーズを利用する際のおすすめポイントがいくつかあります。
- 夜22時以降にチェックインすれば、静かで落ち着いた環境で休める
- 早朝4時〜5時台はシャワー利用者が多いため、少し時間をずらすと快適
- 仮眠だけなら予約不要でも入れる時間帯がある(空き状況による)
- 第2ターミナル内のカフェ「スターバックス」や「タリーズ」が朝4時台から営業
また、スタッフいわく「ナインアワーズのシャワーは空港内で最も清潔」とのこと。
掃除の回数が多く、1時間に1回は巡回しているそうです。
筆者も納得のコメントでした。いつ訪れても清潔さが保たれており、女性にもおすすめできます。
⑤ 宿泊以外で使える便利スポット
ナインアワーズ成田空港の周辺には、宿泊以外でも便利に使えるスポットがいくつかあります。
| スポット名 | 利用内容 | 営業時間 |
|---|---|---|
| セブンイレブン(P2地下1階) | 軽食・飲み物・海外用変換プラグ | 24時間 |
| スターバックス 第2ターミナル | 朝カフェ利用、Wi-Fi完備 | 4:30〜22:00 |
| 成田空港郵便局 | 海外発送・荷物預かり | 9:00〜17:00 |
| シャワールーム単体利用 | フライト前のリフレッシュ | 24時間 |
特に、セブンイレブンがホテルのすぐ隣にあるのは便利です。
夜食や朝食を軽く済ませたい方にはありがたいですね。
また、空港全体に無料Wi-Fiが整備されているので、仮眠前にメールチェックやフライト情報の確認もスムーズです。
こうした周辺環境の良さも、ナインアワーズ成田空港の大きな魅力の一つといえるでしょう。
他ホテルと比較!ナインアワーズ成田空港のコスパを検証
他ホテルと比較して、ナインアワーズ成田空港のコスパを検証していきます。
成田空港周辺には多くのホテルがありますが、「立地・価格・快適さ」のバランスで見ると、ナインアワーズは圧倒的です。
① 東横イン成田空港との違い
まずは、同じく人気の「東横イン成田空港」と比較してみましょう。
| 比較項目 | ナインアワーズ成田空港 | 東横イン成田空港 |
|---|---|---|
| 立地 | 第2ターミナル直結(徒歩3分) | 空港外(送迎バス10分) |
| 宿泊料金 | 4,000〜6,000円 | 6,000〜8,000円 |
| 部屋タイプ | カプセル(男女別) | 個室(ビジネスホテル型) |
| チェックイン時間 | 24時間対応 | 15:00〜 |
| 特徴 | 仮眠・シャワーのみ利用可 | 朝食無料サービス |
東横インは個室でゆっくりできる反面、深夜・早朝のアクセスに弱いです。
一方、ナインアワーズは空港直結で、フライト前後の短時間利用に最適。
「寝るだけ派」ならナインアワーズ、「観光も兼ねてゆっくりしたい派」なら東横インが向いています。
② ホテル日航成田との比較
次に、成田空港の定番高級ホテル「ホテル日航成田」と比較します。
| 比較項目 | ナインアワーズ成田空港 | ホテル日航成田 |
|---|---|---|
| 立地 | 第2ターミナル地下1階直結 | 空港外(シャトル5分) |
| 宿泊料金 | 4,000〜6,000円 | 10,000〜15,000円 |
| 部屋タイプ | カプセル | 高級ツイン・ダブル |
| ターゲット層 | 短時間滞在・LCC利用者 | 長時間滞在・ビジネス・ファミリー |
| 特徴 | 低価格・24時間対応 | 高級レストラン・無料バス送迎あり |
日航ホテルは非常に快適ですが、宿泊料金が倍以上違います。
ナインアワーズは「寝る・シャワーを浴びる・すぐ出発できる」ことに特化しており、
価格と利便性のバランスでは圧倒的に優れています。
特にLCCや短期海外旅行の利用者には、ナインアワーズの方が圧倒的に使いやすいです。
③ マロウドホテル・アートホテルとの比較
続いて、成田空港周辺の「マロウドインターナショナルホテル成田」や「アートホテル成田」とも比較してみましょう。
| 比較項目 | ナインアワーズ成田空港 | マロウド/アートホテル成田 |
|---|---|---|
| 立地 | 第2ターミナル直結 | 空港外(シャトル10〜15分) |
| 宿泊料金 | 4,000〜6,000円 | 5,000〜9,000円 |
| 利便性 | フライト前後すぐ移動可能 | 送迎バス時間に制約あり |
| 特徴 | 短時間利用OK | 大浴場・レストラン付き |
マロウドやアートホテルは設備が充実している分、送迎のタイミングを気にしなければなりません。
ナインアワーズは「空港内で完結する」点が最大のアドバンテージです。
「乗り継ぎの合間に仮眠したい」「朝4時の便に乗る」という人には、間違いなくナインアワーズがベストです。
④ ナインアワーズを選ぶべき人の特徴
では、どんな人にナインアワーズ成田空港が向いているのでしょうか?筆者のおすすめは以下のような方々です。
- 早朝・深夜便のフライト利用者
- 出発前に仮眠やシャワーを取りたい人
- 乗り継ぎで数時間だけ休みたいトラベラー
- 清潔で静かな環境を求める人
- ホテル代を節約したい人
一方で、「しっかりしたベッドで眠りたい」「部屋でテレビを見たい」という方には、
一般的なホテル(東横イン・日航など)が向いています。
要するに、「シンプルに快眠したい人」にはナインアワーズが最適なんです。
⑤ コスパ重視派におすすめの理由
ナインアワーズ成田空港の最大の魅力は、やはりコスパの高さです。
他のホテルでは10,000円前後かかるところを、半額以下で利用できる上に、
空港直結で移動時間がほぼゼロ。さらに24時間利用できる柔軟性もあります。
カプセルホテルというと“安かろう悪かろう”のイメージを持つ方もいますが、
ナインアワーズはむしろ逆。
「安くて、清潔で、快適」という、理想的なバランスを実現しています。
筆者がこれまで泊まった中で、ここまで静かで快眠できたカプセルホテルは他にありません。
“空港に泊まる”という新しいスタイルを体験したい方には、ぜひ一度利用してほしい場所です。
ナインアワーズ成田空港を快適に使うためのコツ7選
ナインアワーズ成田空港を快適に使うためのコツを紹介します。
ナインアワーズをより快適に使いこなすための小技を、実体験を交えながら紹介します。
① 予約時にチェックすべきポイント
まず大事なのは「いつ・どのプランで予約するか」です。
ナインアワーズ成田空港は、深夜・早朝便利用者に人気が集中するため、
予約が埋まりやすい時間帯があります。特に金曜夜と日曜夜は混雑しやすいです。
おすすめは、公式サイトの「最低価格保証」プラン。直前割引もよく実施されており、
楽天やじゃらんよりも安くなるケースもあります。
また、仮眠プランは当日でも空きがあれば利用可能ですが、
宿泊プランは事前予約が必須。繁忙期(GW・お盆・年末年始)は早めの予約が鉄則です。
筆者は前日に予約してギリギリ取れたことがあるので、2〜3日前の確保をおすすめします。
② チェックイン・チェックアウトの注意
ナインアワーズ成田空港は「24時間対応」ではありますが、
チェックイン・チェックアウトのルールに注意が必要です。
宿泊は午後2時〜翌10時まで、仮眠利用は好きな時間帯で最大6時間。
ただし、10時以降は館内清掃時間になるため、延長はできません。
チェックアウト後にフライトまで時間がある場合は、
1階の「第2ターミナル出発ロビー」で過ごすのが便利です。
スターバックスやANAラウンジなどが朝5時ごろから営業しています。
筆者は一度、チェックアウト後にロビーで1時間過ごしてから搭乗しましたが、
とてもスムーズでした。
③ 持ち込み禁止・注意が必要なもの
快適に過ごすためには、持ち込み禁止物にも注意が必要です。
ナインアワーズ成田空港では、以下のものが館内持ち込みNGまたは制限付きです。
| 項目 | 理由 |
|---|---|
| 飲酒・アルコールの持ち込み | 館内での飲酒は禁止(衛生・安全上の理由) |
| 匂いの強い食べ物 | 他の宿泊者の迷惑になるため |
| 電気ポット・家電類 | 火災防止のため使用禁止 |
| 大型スーツケースの持ち込み | ロッカーに収納(客室内は持ち込み不可) |
館内には共有ラウンジがあり、飲食をするならそこで行いましょう。
匂いが強いカップ麺などは避けるのがマナーです。
また、全館禁煙なので、喫煙者は空港内の喫煙所を利用してください。
④ 仮眠前にしておくと良い準備
短時間の仮眠でも、ちょっとした工夫で快眠度が変わります。
筆者が実際にやってみて効果的だったのは、以下の3つ。
- シャワーで体を温めてから寝る
- スマホのアラームをバイブのみ設定にする
- 耳栓またはノイズキャンセリングイヤホンを使用
ナインアワーズの照明は暗めですが、周囲の人の出入り音が少し気になることもあります。
耳栓を使うだけで睡眠の質がぐっと上がります。
また、カプセル内に時計がないため、時間管理はスマホか腕時計を忘れずに。
寝過ごし防止のため、複数のアラームを設定しておくのがおすすめです。
⑤ 静かに過ごすためのマナー
カプセルホテルは静かな空間が魅力ですが、マナーを守ることが大切です。
特に気をつけたいのは、出入り時の物音と通話禁止。
夜間のチェックインや荷物の出し入れは静かに行いましょう。
また、カプセル内でのスマホ通話・ビデオ通話は禁止されています。
どうしても連絡が必要な場合は、ロビーやラウンジで行うのがマナーです。
筆者も最初の宿泊時に、深夜に電話している人の声で目が覚めた経験があります。
静かな環境をみんなで作る意識が大事ですね。
⑥ 混雑を避けるベストタイミング
ナインアワーズ成田空港は非常に人気が高いため、混雑時間帯を避けるのがコツです。
もっとも混雑するのは、22:00〜24:00と、朝5:00〜7:00の時間帯。
この時間をずらすだけで、シャワーやロッカーの待ち時間を大幅に減らせます。
逆に狙い目なのは、午後14:00〜17:00と深夜1:00〜3:00。
この時間帯はチェックアウト直後または深夜便の合間で、比較的空いています。
シャワーをゆっくり浴びたい方は、ぜひこの時間を狙ってください。
⑦ リピーターが語る「使い倒し」テクニック
最後に、筆者を含むリピーターたちの「裏ワザ的な使い方」を紹介します。
- 空港到着後すぐに「シャワーだけ」利用してから出発ロビーへ
- 深夜便到着後、仮眠して朝一で都内に向かう
- 成田第3ターミナル利用時は、シャトルで移動後すぐ仮眠
- 翌朝の便のチェックインを済ませてから宿泊
- ロッカーをうまく使って手荷物を最小限にする
このように使い方を工夫すれば、旅の前後が劇的に快適になります。
ナインアワーズは単なるカプセルホテルではなく、
「旅の質を上げるための時間と空間」を提供してくれる施設です。
一度利用すると、その便利さと快適さにハマる人が多いのも納得ですね。
まとめ|ナインアワーズ成田空港 成田空港内第2旅客ターミナル
| ナインアワーズ成田空港の利用ポイント |
|---|
| アクセスは第2ターミナル直結・地下1階で超便利 |
| 宿泊・仮眠・シャワーの3プランで柔軟に利用可能 |
| カプセルは清潔で静音性抜群、寝心地も◎ |
| 早朝・深夜便利用者に特におすすめ |
| コスパ重視派に最適な空港直結ホテル |
ナインアワーズ成田空港は、成田空港第2旅客ターミナル直結という圧倒的な立地が最大の魅力です。
宿泊・仮眠・シャワー利用ができる柔軟なプラン構成に加えて、24時間いつでも利用可能。
「少しだけ休みたい」「深夜到着後に眠りたい」「早朝便に備えたい」といったニーズにしっかり応えてくれます。
料金も4,000円台からとリーズナブルで、施設の清潔さ・静かさ・寝心地はカプセルホテルとは思えないクオリティ。
女性専用フロアや大型ロッカー完備など、安全性や利便性も抜群です。
成田空港のホテル選びで迷っている方には、間違いなく「一度泊まってみる価値あり」と言える施設です。
フライト前後の時間を快適に、そして有効に過ごしたい方に、心からおすすめします。
さらに詳しい情報は、公式サイトからチェックできます👇
【公式】ナインアワーズ成田空港|成田空港第2ターミナル直結ホテル
また、成田空港公式ページの「カプセルホテル」案内も参考になります👇
清潔・静か・便利。
この3拍子がそろったナインアワーズは、「空港で眠る」を新しい体験に変えてくれるホテルです。


